肥料
春から晩夏まで、バランスのよい液体肥料を1〜2週間に1回、または有機固形肥料を月に1回施します。プレムナは生育が旺盛で、暖かく明るい時期には多くの養分を使います。
- 窒素の多い肥料は、弱く間延びした枝と大きな葉の原因になるので避けます。
- 冬は成長が続いている場合に限り、液体肥料を月1回だけ与えます。
- 光の弱い室内では成長が遅くなるので、施肥を控えめにします。
配置
プレムナは暖かさ、強い光、湿度を必要とし、10°C以上を保つようにします。夏に屋外に出すときは日なたか、真昼の強い日差しだけを軽く遮る場所に置き、葉焼けしないよう少しずつ外の環境に慣らします。
室内ではいちばん日当たりのよい窓辺か植物用ライトの下に置き、暖房器具や冷たいすきま風から離します。湿度トレイと風通しのよさが健康を保ちます。葉が落ちるのは、場所が寒すぎる、暗すぎる、乾燥しすぎているという最初のサインです。
剪定
新梢に新しい葉が4〜6対ついたら、1〜2対を残して切り戻します。プレムナは古い枝からもよく芽吹くので、強剪定にもよく耐えます。
- 太い枝の強剪定は、傷がもっとも早くふさがる夏に行います。
- 枝の付け根の膨らみに沿って切り、切り残しを作らず、大きな切り口には癒合剤を塗ります。
- 柔らかい材が裂けないよう、よく切れる清潔な道具を使います。
幹や枝は自然にねじれて育ち、剪定だけでもよく形が整うので、針金をたくさんかける必要はほとんどありません。針金は若い枝にだけかけ、樹皮に跡がつく前に外します。
植え替え
植え替えは2年に1回、暖かくなり樹が勢いよく育っている晩春から初夏に行います。根の整理は全体の3分の1までにとどめます。
用土は赤玉土、軽石、溶岩石を混ぜた水はけのよいもので、pHは弱酸性から中性(6〜7程度)にします。鉢底穴の大きな鉢を選び、植え替え後2週間ほどは暖かく、明るい日陰で、湿度の高い環境に置きます。
水やり
成長期のプレムナは水をよく欲しがります。表土が乾き始めたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。ただし用土が水浸しにならないようにします。
冬は回数を減らしますが、用土を完全に乾かさないようにします。乾燥した室内では葉水が効果的です。夜までに葉が乾くよう、朝に行いましょう。
季節ごとの管理
- 春: 気温が上がり成長が再開したら、1〜2週間ごとの施肥に戻します。伸びた枝は1〜2対の葉を残して切り戻し、2年ごとの植え替えは暖かくなった晩春に行います。
- 夏: 最も成長する時期で、傷が早くふさがるため太い枝の強剪定に最適です。たっぷり水を与え、日なたか真昼だけ軽く日を遮る場所に置き、湿度を高く保ちます。
- 秋: 日が短くなるにつれて成長がゆっくりになります。夜の気温が10°Cを下回る前に室内へ取り込み、いちばん日当たりのよい場所に置きます。
- 冬: 10°C以上を保ち、いちばん日当たりのよい窓辺か植物用ライトの下で、暖房器具やすきま風から離して管理します。成長が続いている間だけ月1回施肥し、水やりは回数を減らしますが、用土を完全に乾かさないようにします。
よくあるトラブル
プレムナのトラブルの多くは、寒さ、室内の乾燥、用土の過湿が原因です。
- 急な落葉: 主な原因は10°C未満の低温、冷たいすきま風、光不足、空気の極端な乾燥です。暖かく明るい場所に移し、湿度トレイや葉水で湿度を上げれば、たいてい新しい葉が出てきます。
- ハダニ: 暖かく乾燥した部屋で、細かいクモの巣と白っぽくかすれた葉が現れます。葉を洗い流し、湿度を上げ、被害が続くときは殺ダニ剤を使います。
- アブラムシ・カイガラムシ・コナカイガラムシ: 柔らかい新芽に集まって汁を吸い、べたつく甘露を残します。拭き取るか洗い流し、殺虫石けんやマシン油で防除します。
- 根腐れと葉のカビ: 過湿の用土は勢いのある根を腐らせ、夜まで葉に残った水は斑点病を招きます。表土が乾き始めてから水を与え、葉水は朝に行います。