Jooni

An exemplary photo of a Forsythia bonsai

Forsythia

2 種類

種類

Forsythia europaea Forsythia ovata

レンギョウ(Forsythia 属。チョウセンレンギョウ Forsythia ovata、ヨーロッパレンギョウ Forsythia europaea、園芸交雑種の Forsythia × intermedia など)は、東アジアと南東ヨーロッパに分布する耐寒性の落葉低木です。レンギョウ盆栽は屋外で育てる木で、冬は寒さに当てて休眠させる必要があります。早春には葉が出る前の枝を、明るい黄色の鐘形の花で覆います。

生育旺盛で丈夫、強い剪定からもすぐに回復するため、初心者によい樹種です。おもな難しさは、長くまっすぐ伸びる枝とやや粗い枝分かれで、木らしく見せるには定期的な剪定が欠かせません。

早わかり Forsythia

難易度
初心者向け
置き場所
屋外
日当たり
日なた
水やり
多め
最低温度
-10°C
葉の性質
落葉

肥料

肥料は花後すぐに始め、晩夏まで続けます。開花中と休眠中は施肥しません。

  • 固形の有機肥料なら月に1回、液体肥料なら2週間に1回与えます。
  • 真夏からは窒素の少ない肥料に切り替え、長い徒長枝ではなく翌年の花芽を育てます。
  • 植え替え後はおよそ4週間待ってから施肥を再開します。

配置

レンギョウ盆栽は一年中屋外の日なたに置くと、いちばん多く花をつけます。明るい半日陰にも耐えますが、花は少なくなります。猛暑の夏は、午後に少し日陰をつくると葉焼けを防げます。

花芽をつくり開かせるには冬の寒さが必要なので、室内には置かないでください。レンギョウ自体は非常に寒さに強いですが、気温が-10°Cを下回るときは、鉢の根をフレームや風の当たらない場所で守ります。

剪定

レンギョウは前年に伸びた枝に花を咲かせ、花芽は夏の間につくられます。そのため主な剪定は花後すぐに行います。

  • 花後に強めに切り戻して樹形を整え、すでに花を咲かせた古い枝を取り除きます。
  • 新しい枝を伸ばし、真夏までは葉1〜2対を残して切り戻します。
  • 真夏以降は翌年の花芽を切らないよう、軽く整える程度にします。

若い枝は柔らかく針金をかけやすいですが、古い枝は硬くなります。針金かけは花後に行い、枝はすぐ太って針金が食い込むので、数か月以内に外します。

植え替え

若木は1〜2年に1回、成木は2〜3年に1回、早春の花後すぐ、または芽が開く直前に植え替えます。赤玉土に軽石や溶岩石、少量の有機質を混ぜた、弱酸性から中性の水はけのよい用土を使います。

レンギョウは根の張りが旺盛で根の剪定にもよく耐えるため、根鉢の3分の1まで切り取ることができます。植え替え後2週間は、強い風と強い日差しを避けて管理します。

水やり

レンギョウは水をよく吸い、乾燥を嫌います。用土の表面から2〜3cmが乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。

葉が茂り翌年の花芽をつくる夏は、毎日の水やりが必要になることがあり、暑い日には1日2回になることもあります。冬は用土がわずかに湿っている程度に水を与え、一年を通して過湿は避けます。

季節ごとの管理

  • 春: 早春、葉のない枝に黄色い花が咲きます。花後すぐに強めの剪定をし、必要なら植え替えて、施肥を始めます。
  • 夏: 毎日水を与え、日なたに置きます。真夏までは新しい枝を葉1〜2対まで切り戻し、その後は窒素の少ない肥料に切り替えて剪定をやめます。
  • 秋: 葉が落ちるにつれ施肥をやめ、水やりを減らします。翌春の花芽がすでに枝についているので剪定はしません。
  • 冬: 屋外の寒さの中で休ませ、-10°C未満では根を保護します。用土がわずかに湿っている程度に、水やりは控えめにします。

よくあるトラブル

レンギョウは丈夫で病気になりにくく、トラブルの多くは剪定や水やりの時期の誤りから起こります。

  • 花が少ない、咲かない: 真夏以降の剪定、窒素の与えすぎ、日照不足で花芽がなくなったり、できなかったりします。花後すぐに剪定し、真夏からは窒素の少ない肥料を使い、日なたに置きます。
  • 長く間延びした枝: レンギョウは長くまっすぐな枝を出します。定期的に葉1〜2対まで切り戻し、細かな枝分かれをつくります。
  • 葉のしおれと枝枯れ: 暑い日などに鉢が乾ききったことが原因です。夏は毎日用土を確認し、暑い日には1日2回水を与えます。
  • アブラムシ: 春から夏に柔らかい新芽に群がります。水で洗い流すか、殺虫石けんで駆除します。